横須賀 000 100 030 4
半田工 000 200 000 2

横:福谷ー桂
半:三浦・加藤ー中川

長打
三塁打:田中(横)
二塁打:鳥養(横)

残り一つとなった県大会への切符をかけた大事な一戦。
両チームとも序盤はランナーをだすものの両チーム先発、福谷君、三浦君が好投し、ゼロが続きます。

試合が動いたのは四回表、横須賀。
この回は打順よく一番大津山君。
初球をセンターへはじき返し、無死一塁。
二番鳥養君がきっちりおくって一死二塁。
三番福谷君のヒットでセカンドランナーが一挙ホームを突き、横須賀が一点を先制します。

四回裏、半田工。
この回先頭の三番新海君が死球で出塁。
打席には四番三浦君。
ここで、暴投があり、無死三塁となります。
半田工はここでスクイズ。
これが犠打野選、そしてエラーも絡み、同点となり、なお無死二塁。
三浦君の盗塁もあり無死三塁で、五番石川君のバントが内野安打となり勝ち越し。
石川君も盗塁し、一死となりますがエラーもあり、一死三塁。
七番杉浦君が死球で一死一三塁。
杉浦君も盗塁し、一死二三塁。
打席には八番竹内君。
もう一点スクイズでといきたいところでしたが、ホームタッチアウト。
二死となりますが、竹内君の盗塁もありまたも二三塁とします。
が、ここは横須賀先発福谷君が切り抜けます。

五回裏、半田工。
一死から二番本園君が四球で出塁。
二死となりますが、二盗、三盗を決めて二死三塁。
四番三浦君が四球で出塁し、盗塁を決め、二死二三塁。
五番石川君も四球を選び二死満塁。
追加点を奪いたいところでしたが、得点には結びつきません。

その後は両チームともランナーを出し、得点圏に進めるもののあと一本が出ず、スコアボードにはゼロが続きます。

そして迎えた八回表、横須賀。
この回先頭の九番加藤君が内野安打で出塁。
一番大津山君がきっちり送って一死二塁。
二番鳥養君のレフトへの二塁打で、セカンドランナーが返り、同点。
なお一死二塁で、三番福谷君が四球を選び一死一二塁。
四番久米君のヒットでセカンドランナーがホームを狙いますがタッチアウト。
これで二死となりますが、ランナーは一二塁。
五番田中君が右中間を破る走者一掃のスリーベースで、二点を追加。
横須賀、ついに逆転に成功します。

八回裏、半田工は一死から六番中川君がヒットで出塁。
二盗、三盗を決めてサードまでランナーを進めますが、ホームへ招き入れることができません。

九回表、半田工は三浦君から加藤君へ継投。
三人できっちり抑え、最終回、同点、逆転と勢いをつけたいところでしたが、ゲームセット。

県大会、最後の椅子は横須賀高校がゲットしました。

横須賀先発福谷君は9回を投げ、打者39人に対し、被安打5、四死球6、12奪三振となかなか好投でした。

対する半田工の先発三浦君も8回を投げ、打者33人に対し、11安打されながらも逆転された8回以外は連打を浴びず、わずかに四死球は2。
8奪三振と、安定したいい投手という印象を受けました。
また、本園君が4つ、杉浦君が3つ、上之園君、中川、三浦君が2つ、石川君、竹内君が1つづつと、計15盗塁を決めるなど積極的に走っていたので、その姿勢を忘れずに、次の目標となっているであろう、全尾張大会予選に向けて頑張って下さい。